[贈与税]負担付贈与について - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
  1. 税理士ドットコム
  2. 相続税
  3. 贈与税
  4. 負担付贈与について

負担付贈与について

従弟がクリニックの親子承継をするのですが。福祉医療機構からの借入(新型コロナ関連)がある場合は福祉医療機構より一括返済か債務引受(免責的か併存的か)を選択という話を受けました。

そのまま債務引受をしてしまうと、多額の贈与税が親に課税されてしまうと思います。
そもそも、事業承継であるのでこの場合に、なるべく課税関係を抑えるために

1.親の事業用の現預金を子に贈与
2.親名義の事業用資産(医療機器)を子に贈与

3.免責的または併存的債務引受により福祉医療機構の借入を親から子へ

1+2≒3 とすることで、受贈者の贈与税を極力減少させるという認識は
正しいでしょうか。贈与者は課税事業者なので、消費税が課税されることも認識しております。
そもそも免責的、併存的いずれでも負担付贈与が成り立つものであるか、注意すべき点をご教示いただけますと幸甚でございます
(今回の件で、土地家屋等の不動産を贈与する予定はございません。)

税理士の回答

負担付贈与の場合、受贈資産の時価から債務負担額を控除した金額が贈与税の課税価額となりますが、贈与者は資産を贈与することにより、債務が減少するため、贈与資産を債務の金額で譲渡(売却→代物弁済)することになり、消滅する債務額で資産を売却したとして、所得税(譲渡所得)が課税されます。
現金については単なる贈与となります。

本投稿は、2024年06月18日 14時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

  • 住宅ローン控除について

    登記簿の権利部(甲区)に負担付贈与で私が一部権利者になるのですが、私の持分に住宅ローン控除は適用されますか? 尚、権利部(乙区)にはローンが残っているため、併...
    税理士回答数:  2
    2022年12月19日 投稿
  • 債務免除について

    A社の借入を、より返済能力の高い関連会社B社に移したいのですが、免責的債務引受という手法を使うことになりますか? この場合A社に債務免除益が発生してしまいます...
    税理士回答数:  2
    2021年07月11日 投稿
  • 負担付贈与の計算について

    負担付贈与を利用による計算は下記で正しいでしょうか? 平成13年6月に父親と子(私)の連帯債務にて4400万円で新築取得しました。 木造・合成樹脂造(築...
    税理士回答数:  1
    2015年05月31日 投稿
  • アパートを贈与する場合の手続きと贈与税について

    親所有の土地に親のアパート(築30年、借入金なし、敷金あり)があり、このアパートだけを子に贈与する場合、敷金相当額の現金をアパートと合わせて贈与すれば負担付贈与...
    税理士回答数:  1
    2018年03月17日 投稿
  • 財産分与による不動産移転と住宅ローンの引受

    夫と妻が共有の不動産があります。この不動産には夫と妻を連帯債務者とする住宅ローンを被担保債権とする抵当権が設定されております。 夫と妻は離婚をしており、妻...
    税理士回答数:  1
    2017年06月29日 投稿

贈与税に関する相談一覧

分野
指定しない

人気のエリアの税理士事務所

贈与税に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
155,959
直近30日 相談数
805
直近30日 税理士回答数
1,391