税理士ドットコム - 為替差益の確定申告や住民税の申告を不要にするために外貨建てMMFを使った運用のしかたについて - > 円からドルへ両替し、その日のうちに再度ドルか...
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. 為替差益の確定申告や住民税の申告を不要にするために外貨建てMMFを使った運用のしかたについて

為替差益の確定申告や住民税の申告を不要にするために外貨建てMMFを使った運用のしかたについて

円からドルへ両替し、その日のうちに再度ドルから円に両替した場合、
また換えたドルでその日の内に米株や投資信託を購入した場合は
為替差益は発生せず、確定申告や住民税の申告も不要という説明や記事をよく拝見します。
外貨口座に日をまたがせずに外貨(ドル)を残さなければ差益は発生しないと認識してます。

そこで確定申告や住民税の申告を不要にするための実用的な運用面での質問ですが、
わたしの場合、米株を売却したときや配当で外貨口座にドルが入金された際に、その日のうちに外貨建てMMFを全額購入しています。
これで手順的には確定申告や住民税の申告も不要になると理解しています。
ただタイミングについて疑問があります。
ドル円の両替や株のようにすぐ約定するような商品を購入する場合は、日本時間の0-24時内にドルの入金から株の購入を済ませればOKでしょう。
しかし、投資信託やMMFのような商品を購入する場合の扱いについてどうなるのかよくわかりません。
例えば米株を日本時間の土曜日のAM1:00(アメリカ現地時間は金曜日)に外貨決済で売り、即、外貨口座にドルが入金されたとします。
この場合、日本時間の土曜日の24時までに、外貨建てMMFの買付発注を行えば、OKなのでしょうか?
MMFの買付注文の受付自体は365日24時間やっているものの、多くの証券会社では平日でも14:00~14:30以降の発注は翌営業日の受付扱いになってしまいますし、
土日祝日の発注も同様に翌営業日の扱いになってしまいます。

要約すると、下記の2パターン
①日本時間の0-24時のあいだに口座に入金されたドルは、時間や休日などを問わず、日本時間のその日のうちに全額を外貨建MMFの買付発注をすればOK
②平日14:30以降や土日祝日のようなタイミングでドルが口座に入金された場合には、外貨建MMFの購入では確定申告や住民税の申告を不要にすることはできない。すぐに手続きが完了するドルから円へ両替か株などの購入をするしか手段はない。

このどちらなのでしょうか。
株や投資信託を即日購入すればOKという説明ばかりで、タイミングに触れて説明をしている情報が探してもありません。
細かい点で恐縮ですが、ご教授いただければ幸いです。

税理士の回答

円からドルへ両替し、その日のうちに再度ドルから円に両替した場合、
また換えたドルでその日の内に米株や投資信託を購入した場合は
為替差益は発生せず、確定申告や住民税の申告も不要という説明や記事をよく拝見します。
外貨口座に日をまたがせずに外貨(ドル)を残さなければ差益は発生しないと認識してます。

そのようなことはないと考えます。

ご回答ありがとうございます。
ちょっと説明不足だったかもしれません。
円からドルへ換えたり、外貨口座に入金があった場合には外貨口座に残高を残さないように即日、米株や外貨建てMMFを購入し、特定口座(源泉徴収あり)で運用しています。その場合は為替差益があっても譲渡税として源泉徴収されるので申告は不要になると思います。
ただ、投資信託のように受付時間が14:30までのような、すぐに約定しない商品を買った場合、
同一日の扱いまで説明されている方がいないので、どのようになるのかが、知りたいポイントでした。

まず、「米国株」に投資するときに利用する口座は「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」を選ぶようにします。なおかつ、「米国株」の購入時も売却時も「円貨」による取引を選択します。そうすると、「米国株」を売買する際に発生した「為替差益」は、すべて「株の譲渡益」として「源泉徴収」されます。

 購入時も売却時も「円貨」で取引をするということは、厳密には「購入時は自動的に購入代金を『日本円⇒米ドル』に両替をして購入」し、「売却時には自動的に売却代金を『米ドル⇒日本円』に両替」するという「為替取引」が行われているのですが、「日本円⇔米ドル」への両替が同日中であれば「為替取引」による利益は発生しないものとしてみなされるのです。
上記がそのサイトです。
記載のように特定口座内でのやり取りです。
相談者様は、その記載がないために、竹中は、そのようなことはないと記載しました。
今回は、特定口座との記載なので、わかりました。
少しの記載ミスでも、難しい質問と回答になります。
頑張ってください。

丁寧な解説感謝します。
質問のしかたに問題があったので再度内容を改めて投稿します。

本投稿は、2023年01月01日 11時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

確定申告に関する相談一覧

分野
確定申告

人気のエリアの税理士事務所

確定申告に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
155,976
直近30日 相談数
788
直近30日 税理士回答数
1,370