住宅兼店舗の地鎮祭などの費用について
青色申告を行っている個人事業主です。
住宅兼店舗を新築し、建物の金額は按分して店舗分のみ減価償却する予定です。
そこで、地鎮祭や上棟式の時にかかった費用(お神酒、大工さんへの昼食代、初穂料など)も按分すれば経費になるのかな?と思うのですが、どのようにして仕分けするべきなのでしょうか?
一つ一つ普段通り交際費などになるのか、それとも建物の取得価格に上記も組み込むのでしょうか?
どうぞ宜しくお願い致します。
税理士の回答
地鎮祭や上棟式に要した費用は、建物の取得に要した費用として取得価額に含めます。
支出時は、(借方)建設仮勘定/(貸方)現金預金と仕訳処理し、建物完成時に(借方)建物/(貸方)建設仮勘定と振り替えます。
ありがとうございます。弥生の会計ソフトを使用しているのですが、その場合は減価償却の建物取得価格に全て含めて仕分けをすると良いのでしょうか?
また取得価格には、住宅ローンの為に取った印鑑証明の費用なども含めて良いのでしょうか?
その場合は減価償却の建物取得価格に全て含めて仕分けをすると良いのでしょうか?
→すみません。仕訳は先に回答している通りですのでご確認ください。
また取得価格には、住宅ローンの為に取った印鑑証明の費用なども含めて良いのでしょうか?
→これは住宅ローンのためのものですので取得価額にも経費にもならないと思います。
わかりにくく申し訳ございません。
仕訳は、最初に教えて頂いた通りなので減価償却には入れずに、別で仕訳するという解釈で大丈夫でしょうか?
印鑑証明の件、了解いたしました。ありがとうございます。
建物が完成するまでの支出は建設仮勘定に計上します。
例えば、完成までの支出が500万円、完成時の支出が2,000万円の場合
建設中は、建設仮勘定500万円/現金預金500万円
完成時は、建物2,500万円/建設仮勘定500万円、現金預金2,000万円
です。
減価償却は、建物2,500万円で行います。
かしこまりました。ご丁寧にありがとうございます。
本投稿は、2021年02月25日 21時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。