事業主借について
事業用のクレジットカードを作っていないため、仕入れや消耗品等、ガソリン代や車の保険料など、プライベートのクレジットカードを利用したり、プライベート口座から引き落とされています。
そのため、
仕入れ〇〇/事業主借〇〇
などの仕分けを使用しています。
翌月、入金があってから前の月に支払ったクレジットカード代や、口座から引かれる分を事業用の口座からひきだしています。
このときの仕訳は、
事業主貸〇〇/現金預金〇〇
とするのですか?
事業主借また、貸は【返す?減らす?】とゆう概念がないのですか?
税理士の回答

事業主借また、貸は【返す?減らす?】とゆう概念がないのですか?
上記は仕訳上の言葉と考えてください。
簿記がそうしろというだけです。
このときの仕訳は、
事業主貸〇〇/現金預金〇〇
とするのですか?
その通りです。

仕訳はおっしゃる通りです。
事業主借・事業主貸は、「元入金」勘定を親勘定とする子勘定であり、期中に元入金をいちいち動かすのは大変なので、使用される勘定です。
上記のように生活費から仕入資金をねん出し、生活費から事業にお金を入れると、本来であれば、「元入金」を増加させるべきですが、それは大変なので、「事業主借」で、処理をしておき、元入金を間接的に増加させます。
逆に、事業からお金を引き出して生活費に使用すると、本来であれば「元入金」を減少されるべきですが、それは大変なので、「事業主貸」で処理をしておき、元入金を間接的に減少させます。
1月1日に、前期の事業主借の残高は全額「元入金」に振り替えて、「元入金」を直接増加させます。
また、1月1日に、前期の事業主貸の残高は全額「元入金」に振り替えて「元入金」を直接減少させます。
したがって、ご質問の上段のように、事業にお金を入れたら事業主借で処理をし、下段のように事業からお金をだしたら事業主貸で処理をすればよく、返済ということは考える必要はなく、機械的に処理することになります。
結果として、決算書で事業主貸、事業主借が大きくなっても、1月1日には元入金に振り替えるだけなので、全く気にする必要はありません。
わかりやすい説明ありがとうございます!
本投稿は、2023年08月04日 01時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。