期をまたぐ請負時の仕分け方が判らないので教えてください
個人で現場工事の請負をしております。
現場に行くための交通費を現金で支払い工事作業をしました。
その工事は期をまたいで完了したのですが、
この交通費の仕分けはどのように仕分けすればいいでしょうか。
期末仕掛品/現金とすればいいのでしょうか。
税理士の回答

ご質問のとおりです。
売上を計上できずに期を越す場合がありますが、売上と原価を対応させる必要があることから、売上を計上できない工事に対応する原価については費用計上せずに「仕掛品」などの科目で計上することになります。
交通費以外にも、材料費・外注費などで計上される支払いも対象になります。
回答有難うございます。
仕掛品/現金にて計上した場合、売り上げが入金された時の処理はどのようにすれば宜しいでしょうか。

売上を計上(売掛金OR現金/売上)するとともに、仕掛品を費用計上(売上原価/仕掛品)の仕訳をしてください。
仕掛品は、売上未計上の工事に対応する原価です。売上を計上した際には、対応する仕掛品は原価として費用計上することになります。
お忙しい中、回答ありがとうございます。
言われるように(売上原価/仕掛品)で計上しようとしたのですが、私の使用している会計ソフトでは今期の(仕掛品/現金)は入力できたのですが、売上計上時の仕掛品の費用計上ができないです。
(期末製品棚卸高や期首商品棚卸高/現金)となるようなので、もう少し試してみます。

ご使用中の会計ソフトで、質問者のご意向にかなう勘定科目を探してください。
もしも、ないようでしたら、既存の勘定科目名を借用することも、ご検討ください。
いろいろ試してみまして、振替伝票を使ってできました。
結局、期中の処理は仕掛品(課税対象外)/現金(課税対象外)とし、
来期の売上時での経費計上として振替伝票にて旅費交通費(課税対象)/仕掛品(課税対象外)と
入力できました。
この処理でよろしいでしょうか。

その後に、「売上原価/旅費交通費」の伝票は、入りますか。
旅費交通費には、本来の交通費も計上されることと思います。損益計算書では売上原価に表示したいところです。
誤った勘定科目を使用したので変更するということで、上記の仕訳を試してください。
「売上原価/旅費交通費」の伝票も振替伝票を使えば入ります。(売上原価の勘定科目は仕入高)。
「旅費交通費/仕掛品」をやり直して「仕入高/仕掛品」ともできます。
経費支出と売上が期中内の時は、「旅費交通費/現金」ですが、
今回のように期をまたぐ場合は、損益計算書で売上原価に表示するのはなぜでしょうか?

ご質問者の使用している勘定科目を確認せずに回答していました。
売上にかかる利益を明確にするために、売上に直接対応する費用については売上原価として計上される勘定科目に計上するのですが、売上原価として費用集計をしていないようですので、期末時に仕掛品として計上した費用を通常使用している勘定科目で計上していただくことになります。
ご質問にありましたが、交通費を最終的に旅費交通費として計上していますので、ご質問者の計上で誤りはありません。
余計な回答をして、申し訳ありませんでした。
とんでもないです。
あとあとめんどうなことにならない為にも、少しでも気になる点をご指導いただき嬉しいことです。
複数回にわたる質問の回答、ご指導、大変ありがとうございました。

少しでも、お役に立てれば幸いです。
お仕事が順調に行きますことを、希望いたします。
本投稿は、2022年01月12日 21時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。