ウーバーイーツ 預り金送金の場合の記帳について
ウーバーイーツ配達員をしております。
ウーバーイーツでは通常、ウーバー側に料金が支払われ、ウーバーから配達員に対して報酬が支払われますが、たまに配達員がお客様から直接、料金を現金で受け取ることがあります。
現金の支払いを受けると、その時点での配達報酬から受け取った現金分が差し引かれる処理がされますので、基本的には配達員が受け取った現金はそのまま報酬として受け取ることになりますが、
稀に受け取った現金が配達報酬を上回ると、
ウーバーイーツ側にクレジットカードで送金をしなくてはならないことがあります。
例えば以下のような場合、③ウーバーへ送金については、いつの日付でどのように処理したらよろしいでしょうか?
期間 5/8(月)〜5/14(日)
①売上 60,000円
②預かった現金 30,000円
③ウーバーへの送金額(5/9火に送金) 3,000円
④振り込まれる報酬(5/16火に振込) 33,000円
配達報酬は月〜日の1週間ごとに締め、2日後の火曜日に振込まれます。
①売上と②預った現金は1週間分をまとめて5/14付で、④報酬は5/16付で記帳しています。
③ウーバーへの送金については5/9付で送金したことを記帳し、5/14付で預り金として記帳する形で問題ないでしょうか?
ご指導よろしくお願いいたします。
税理士の回答

文面からわかる範囲でお答えします。
仕訳は以下のとおりになると思います。
①貴殿の売上
5/14 (借方)売掛金 60,000 (貸方)売上高 60,000
②預かった現金の処理
5/14 (借方)現金 30,000 (貸方)預り金 30,000
5/14 (借方)預り金 27,000 (貸方)売掛金 27,000
ここで、貴殿に振り込まれる報酬から差し引かれる分を相殺します。
③ウーバーイーツへの送金時
5/9 (借方)預り金 3,000 (貸方)未払金 3,000
ここで貴殿の報酬から引ききれず、ウーバーに返金する預り金を減らすとともに、クレジットカードの支払額を未払計上します。
5/14の仕訳と前後しますが、まとめて仕訳をしてるのでやむを得ないと思います。
④報酬の振込
5/16 (借方)普通預金 33,000 (貸方)売掛金 33,000
上記の①②の仕訳で売掛金残高が33,000円となっているので、ここでそれがきれいに消えることになります。
早速ご回答ありがとうございます。
そもそも、1日ごとに記帳すべきだったのでしょうか?
色々調べたのですが、週ごとに記帳してる方が多いと思われることと、管轄の税務署に電話した聞いたところ、通常締め日ごとに記帳するので、記帳は週ごとで良いと言われたことから、そのようにしておりました。
追加の質問ですみませんが、よろしくお願いいたします。

理論的には一日ごとに記帳するのが正しいですが、税務署の言う通り、精算書が来るので、それに合わせて、その締め日ごとに記帳するのが一般的な実務となり、それで全く問題ない、ということになります。
そうすると、②の5/14のお金を預かる仕訳の前に、預り金を振り込む仕訳をしなければならなくなりますが、それはやむを得ないので、あまり気にしなくても大丈夫、とうことを書いたまでです。
そのように記帳したいと思います。
大変助かりました。
分かりやすいご回答ありがとうございました。
後から申し訳ございません。
回答いただいた際、理解したつもりでおりましたが、以下の27,000円の処理がなぜ必要なのか、理解が出来ておりません。
②預かった現金の処理
5/14 (借方)現金 30,000 (貸方)預り金 30,000
5/14 (借方)預り金 27,000 (貸方)売掛金 27,000
こちらはなぜ必要になるのでしょうか?

②の27,000円の処理をしないと、④で売掛金が33,000円振り込まれても27,000円売掛金が残ってしまうからです。
貴殿がお客様から受けっとった現金30,000円のうち3,000円をウーバーに支払う、ということは、貴殿のウーバーから受け取る報酬と27,000円分相殺されているということになり、その相殺の仕訳が
(借方)預り金 27,000円 (貸方)売掛金 27,000
となります。
すなわち、貴殿の預かった30,000円の預り金のうち27,000円の消滅を認識するとともに、売掛金の27,000円の減少を認識する必要があるからです。
ようやく理解が出来ました。
大変お手数おかけしました。
ありがとうございました!
本投稿は、2023年06月04日 02時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。