創業時の補助金・助成金の相談
10月より新たに会社を立ち上げました。自己資金もあるのですが、補助金や助成金を極力活用したいと考えています。
JNET21などで調べてみたものの、創業・第二創業促進補助金については、すでに応募期間が終わってしまっていて利用できないようで。http://sogyo-hojo.jp/
現時点で、上記のほかに利用できるような補助金・助成金制度はありますでしょうか?
また、そのような制度があれば補助金・助成金獲得に向けて税理士さんに協力をお願いすることはできますか?その場合、どのくらいの報酬でやっていただけるものなのでしょうか?
税理士の回答
初めまして税理士の小林と申します。
適用の可能性があり、使い勝手のよい補助金、助成金として以下の2つをお勧め致します。
①企業内人財育成推進助成金
従業員の職業能力評価やキャリアコンサルティング制度の導入に対して助成する制度です。
基本的に雇用保険に加入される従業員が1人でもいれば適用できる、非常に使い
勝手の良い助成金で、概ね180万円の助成を受けることができます。
厚労省の助成金ですが、後述する補助金と違って、受給要件が整えば必ず受給
することができます。以下、参考サイトです。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000081260.html
②小規模事業者持続化補助金
中小企業庁の補助金で、創業補助金などと同じく現在は応募期間が終わってしまって
いますが、ちょくちょく応募されるので注意してみることをお勧めします。
(1)広告宣伝(広告費)
・新たな顧客層の取り込みを狙い、チラシを作成・配布
(2)集客力を高めるための店舗改装(外注費)
・幅広い年代層の集客を図るための店舗のユニバーサルデザイン化
(3)展示会・商談会への出展(展示会等出展費)
・新たな販路を求め、国内外の展示会へ出展
(4)商品パッケージや包装紙・ラッピングの変更(開発費)
・新たな市場を狙って商品パッケージのデザインを一新
これらの取組の2/3(上限50万円)を補助してくれます。
上記①の助成金と違って、採択が必要となりますが金額も小ぶりで使い勝手が良いも
のです。以下参考サイトです。
http://h26.jizokukahojokin.info/
①の助成金については社会保険労務士の方の専門領域です。
弊所が懇意にしている方の相場ですと、助成額の15%~20%程度です。
②の補助金については我々税理士がお手伝いすることができますが、補助額が僅少
のため、手間賃として数万円程度が相場と考えます。
御社の発展お祈り申し上げます。
本投稿は、2015年11月08日 15時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。