建物・土地の売却時の固定資産税精算について
法人ですが、所有している建物と土地を売却しようと考えています。
その際に固定資産税の未経過分を清算する予定ですが、
例えば、固定資産税の清算額が20万円で建物と土地で按分すると建物分10万円と土地分10万円になる場合、建物10万円分には消費税が課税されて11万円、土地は非課税で10万円で、合計21万円を買主に清算してもらうという認識で正しいでしょうか?
もしくは建物分の10万円にも消費税が含まれていると考え、あくまでも買主が精算するのは20万円となるのでしょうか。
宜しくお願い致します。
税理士の回答
もしくは建物分の10万円にも消費税が含まれていると考え、あくまでも買主が精算するのは20万円となるのでしょうか。
→通常の取引はこちらになります。
前田先生
さっそくご回答をいただきありがとうございます。
通常の取り引きは後者になるのですね。仮に消費税を含めて11万円としても間違いではないのでしょうか?
固定資産税の精算金は、ご記載のように税金の精算ではなく消費税の取り扱い上は売り手からみて売上になりますので、買手が同意すれば問題ないとは思いますが、少なくとも私の経験上でそのような取引をしている事例は見たことがありません。
通常はあくまで固定資産税の精算と捉えているからだと思います。
前田先生
重ねてご回答をいただきありがとうございます。
あくまでも清算は固定資産税を売主と買主で負担しあうという認識なのですね。
大変参考になりました。ありがとうございます。
本投稿は、2022年04月11日 14時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。