消化仕入れの仕分けについて
現在個人事業主で雑貨のセレクトショップをショッピングモールで経営しております。
2024年度の確定申告(青色申告)の為、帳簿を作成していて2024年度から百貨店等が採用している消化仕入れの形式でメーカーと取引を開始しました。
消化仕入れは買取仕入れと違い、納品時には計上せず当店で売れた時に仕入れが発生する取引と認識しております。
消化仕入れ品を仕入れとしてを計上するタイミングについてですが
商品とお金流れとしては下記の流れです。
メーカー→当店→販売→売上金は売掛金としてショッピングモールに一度売上金を預け諸経費抜かれた金額が振込まれます。
売れた商品は月に一度売上報告書をメーカーに送付し、売上報告をした次の月末に支払いという流れです。
例えば、仕入れ値50円、売値100円と仮定として
〈4月〉
メーカーから商品納品
〈5月〉
1日、20日に商品が一つずつ売れたとします。
その際は下記の仕訳を採用してはだめでしょうか?
〈4月〉
仕訳を行わない
〈5月〉
1日
売掛金 50円/売上 100円
3日
売掛金 50円/売上 100円
〈5月〉
31日
売上報告書に商品が2つ売れた事を記載し
仕入れ 100円/買掛金 100円
〈6月〉
メーカーから請求書が送付され
〈7月〉
31日、請求書の金額振込
買掛金/普通預金
上記の様な仕訳をすることは可能でしょうか?
知識もなく拙い文章で大変申し訳ございませんが、ご回答頂けますでしょうか?
税理士の回答

消化仕入れに関して、仕訳は以下のように行うべきです。
1. 4月: 商品の納品時は仕訳を行いません。
2. 5月: 商品が売れた時に売掛金と売上を計上します(売上100円 / 売掛金50円)。販売後に売上報告書をメーカーに送ります。
3. 5月末: 売れた分の仕入れを計上します(仕入れ100円 / 買掛金100円)。仕入れ金額は売れた商品に基づいて計上します。
4. 6月: メーカーから請求書を受け取ります。
5. 7月末: メーカーへ支払い(買掛金 / 普通預金)。
この方法で仕訳を行うのは適切です。消化仕入れでは、実際に売れた時に仕入れが発生しますので、売上と仕入れの計上タイミングが異なることを反映しています。
ご回答ありがとうございます。
申し訳ございません。下記の入力にミスがありました。
〈5月〉
1日
売掛金 50円/売上 100円
3日
売掛金 50円/売上 100円
正しくはショッピングモールに一度全て売り上げを入金するので
〈5月〉
1日
売掛金 100円/売上 100円
3日
売掛金 100円/売上 100円でした。
仕訳は理解しました。
この場合だと、売り上げが上がるたびに都度仕入れ仕訳せず締め日にまとめて仕入れ仕訳しても問題ないという認識ですがよろしいでしょうか?
メーカーとは月末締めで売上報告する契約になっております。

はい、その認識で問題ありません。消化仕入れの場合、売上が発生した時に都度仕入れ仕訳を行わなくても、月末にまとめて仕入れ仕訳を行うことは一般的です。具体的には、売上報告を行い、その月に売れた商品についての仕入れ金額を一括で計上する形で対応できます。
例えば、5月に売上が発生し、月末に売上報告書をメーカーに送った後、仕入れの仕訳をまとめて行うことができます。
この方法で問題ないため、売上金額と仕入れ金額を月末締めでまとめて計上し、請求書が届いた段階で支払い処理を行えば適切です。
お忙しい中ご回答頂きありがとうございます。
助かりました。
本投稿は、2025年01月11日 12時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。