税理士ドットコム - [決算申告]無償減資による欠損填補をした場合の別表5-1の書き方について - Ⅰ利益積立金の計算に関する明細書資本金等の額 増③...
  1. 税理士ドットコム
  2. 経理・決算
  3. 決算申告
  4. 無償減資による欠損填補をした場合の別表5-1の書き方について

無償減資による欠損填補をした場合の別表5-1の書き方について

前期の定時株主総会において、均等割を減らすために欠損填補
を行いましたが、別表5-1の書き方が分かりません。
会計上は、
資本金    200 / その他資本剰余金 200
その他資本剰余金 200 / 繰越利益剰余金  200
申告書は、
別表5-1Ⅰ
資本金等の額 増③▲200
繰越欠損金  増③200 
別表5-1Ⅱ
資本金又は出資金 減②200
利益積立金  増③200 
とネットで調べた限り合ってそうなのですが、
繰越利益剰余金が決算書と合わない。
資本金等の額 増③▲200 の意味が分かりません。
(減②200じゃないのはなぜ?)
申し訳ございませんが教えていただきたいです。
そもそも間違っていればご指摘いただきたいです。


税理士の回答

Ⅰ利益積立金の計算に関する明細書
資本金等の額 増③△200
繰越損益金  減②△200 →繰越欠損金と追記したのではありませんか?繰越損益金に記載すれば繰越利益剰余金と合うはずです。

Ⅱ資本金等の額の明細書
合っています。(正確には利益積立金額ですが)

資本金等の額 増③▲200 の意味が分かりません。
(減②200じゃないのはなぜ?)

→無償減資は払い戻しを伴わないので、税務上はなかったものとして処理します。資本金等の額 増③△200とするのは、利益積立金額の計算に関する明細書なので無償減資で増やした利益剰余金を、税務上なかったものとするため、資本金等の額→利益積立金額で増やした分を△にするためです。

本投稿は、2023年05月30日 14時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

決算申告に関する相談一覧

分野
指定しない

人気のエリアの税理士事務所

決算申告に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
155,846
直近30日 相談数
811
直近30日 税理士回答数
1,412