フリーランスデザイナーの立替費用の請求について
フリーランスのグラフィックデザイナーです。
立替費用が発生した場合の請求方法についてどのようにすべきかご相談させてください。
現在、ある案件にてデザイン費とは別に下記2つを立替ております。
・印刷費
・素材購入費
++++++++++
この場合、下記のような認識で間違い無いでしょうか?
・私個人宛で領収書を取得し、デザイン費と合わせてクライアントに請求書を発行した場合は源泉徴収がかかる。
・クライアント宛で領収書を取得し、そのまま渡して精算orその金額を実費と明記した請求書を発行する。場合は源泉徴収がかからない。
→この場合デザイン費と立替費と二通の請求書を発行する(デザイン費には源泉徴収がかかり、立替分には源泉徴収がかからないため)
++++++++++
上記以外の方法がある場合や、一般的にはどうするのが良いのか、などご教示いただけますと幸いです。
今回はじめてのことで、とても困っています。
専門家の方のお力お貸し頂ければと思います。よろしくお願いいたします。
税理士の回答

北田悠策
ご回答申し上げます。
ご記載いただいたとおりで、ご認識にお間違いはございません。
ただし、必ずしも報酬と立替経費で請求書を分ける必要はございませんので、請求書の発行の仕方はクライアントとご相談いただくのが宜しいかと存じます。
また、クライアントは領収書をもとに経費計上しますので、領収書のコピーをクライアントに提出する必要がある点にご留意ください。
実務上、一部の会社は請求書の明細のみで経費計上しているケースもありますが、クライアント宛の領収書は「源泉徴収しないこと」の正当性を証明する証憑になりますので、クライアント側が提出は不要とのスタンスである場合でも、事後的なトラブルを避けるために、ご提出することを推奨いたします。
以上、ご参考になりますと幸いです。
本投稿は、2023年08月23日 18時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。