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失敗しない税理士の選び方
税理士との顧問契約は長期（数年～数十年）に渡ることが一般的です。
長くお付き合いされるからこそ、失敗しない税理士選びをすることがとても大事になります。
ご契約後に思っていたところと違う部分が出てきてもなかなか変更できません。
事前にしっかりと依頼する内容を確認しておかなければ思わぬ失敗につながることもあります。
税理士選びの失敗例
よく聞く失敗例
- 現在の税理士が適正な価格かわからない。
- えらそうな態度や対応の遅さが目に付く。
- ちゃんと訪問してくれなく、月次の報告もしてもらっていない
- 自社で行っている事業のことを全く理解していない。
- 先代から付き合いのある税理士だが、何もしないわりに高い顧問料を払い続けている。
- 相談の度に高い相談料を言われたままに支払っている。
- 税務調査意の際に税務署寄りの態度をとり、責任逃れをしている。
税理士を選ぶ際の失敗例
- 料金を比較せずに依頼してしまった。
- 毎月ちゃんと来てくれる約束だが契約書は交わさなかった。
- 知り合いからの紹介なので義理でお願いしてみた。
このような失敗をしないためにも、慎重な税理士探しをされることをおすすめします。
ここでは「税理士を探す方法」「準備しておきたいこと」「税理士を選ぶ基準」を説明しますので、良い税理士探しのご参考になりますと幸いです。
最初に税理士探しの方法をご紹介します。
それぞれメリット・デメリットがありますので、緊急性や必要性などからご自分に合った方法をお選びください。
税理士探しの方法
電話・インターネットを使って自分で検索
| メリット |
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|---|---|
| デメリット |
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知人からの紹介
| メリット |
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|---|---|
| デメリット |
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税理士紹介サービス
| メリット |
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|---|---|
| デメリット |
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税理士探しの方法が決まったら次はお問い合わせです。
基本的には税理士や税理士紹介会社の質問に答えていただくことになります。
今の状況をお話していただきますが、ケースに応じてお話する内容も変わってくるものです。
どういったことを話せばよいか、または直接会うときにはどのようなものを準備するべきかを知っておくだけでもスムーズな税理士探しにつながります。
準備しておきたいこと
共通事項
- どのような業種か
- 売上規模はどれくらいか
- 予算はどれくらいに抑えたいか
- 税理士にお願いしたいこと
- 記帳代行（会計ソフトへの入力）
- 融資のサポート
- 節税対策の提案
- 経営のコンサルティング
ケース別
税理士を変更される方
- 変更を考えた理由
- 変更するとしたらいつから可能か
- 決算書（過去3期分くらい）
初めて税理士を探す方
- 税理士を頼もうと思ったきっかけは何か
- いつから税理士に依頼をしたいのか
- 決算書（過去3期分くらい）
会社を設立された方（される予定の方）
- いつ会社を設立されたか（される予定か）
- 設立後に税務署へ各種書類を提出したか
- 税理士に設立の手続きもやってもらえるのか
- 事業計画書
- 登記簿謄本
- 定款
実際に税理士とお会いになって提案をしてもらったらあとは依頼するかどうかのご判断です。
こうしとけばよかったという思い残しのないように慎重にご検討ください。
税理士を選ぶ基準
共通事項
- 予算内に抑えてくれるか
- 任せたいことにしっかり対応してくれるか（記帳・訪問など）
- 話しやすいか（意見を言いやすいか）
ケース別
税理士を変更される方
- 今の（前の）税理士ではできなかったことを対応してくれるか
- 引継ぎはスムーズにできそうか
初めて税理士を探す方
しっかりとサポートしてくれそうか（会計ソフトの入力指導など）
会社を設立された方（される予定の方）
設立の手続きからちゃんと手伝ってくれるか
これらの段取りをしっかりと踏んでいけばきっと良い税理士にめぐり会えるでしょう。
また、税理士紹介サービスを使用することで税理士選びの失敗を防ぐ確率が高くなると言えます。
税理士紹介サービスが税理士選びの失敗を防ぐ理由
- 事前に紹介会社が選出している条件に見合った税理士だけに絞り込んで話ができる。
- 料金面で折り合いがつかない場合でも紹介会社が交渉する。
- 断るときには紹介会社が税理士に言うためしがらみがない。
