事業会社を経営する税理士だからできるこだわり抜いたサービス
渋谷駅から徒歩4分。アップルストアの上に事務所を置く税理士法人フォーエイト。短期間で急拡大中の若手税理士事務所として注目を浴びています。
ミュージシャン、広告代理店、芸能プロダクション経営という異色の経歴を持つ鎌倉圭代表税理士にお話を伺いました。
鎌倉 圭 税理士
税理士法人フォーエイト
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この人に頼めば大丈夫というイメージを持ってもらう
ー 開業わずか半年で、顧問先数も職員数も大きく伸ばしています。お客様はどんな方が多いのですか?
鎌倉 圭 税理士
この渋谷で営業し始めたのは今年(2016年)の7月から。ゼロから始めたのですが、お陰様で順調に伸びてきています。お客様の内訳は、初めて税理士にお願いされる方と乗り換えが半々くらい。少し乗り換えが多いですかね。
ー 高級ホテルのような入り口もおしゃれですが、入ってすぐのバーカウンターに驚きました。
鎌倉 圭 税理士
僕は長野の諏訪出身なんですが、東京というきらびやかな場所で税理士法人をやっていこうと思ったときに、とことんこだわったオフィスにしようと思ったんです。
立地もわかりやすくしたくて、渋谷駅からスクランブル交差点を渡って、アップルストアを目指して来れるこの場所にしました。そして立地やオフィス風景に負けないくらい印象的なサービスをお客様に提供して、「来てよかった」と思っていただけるようにしたいと考えています。
ー 細かいところにもすごくこだわりを感じますね。
鎌倉 圭 税理士
お客様にサ—ビスを提供するにしても、まず話を聞いてもらわなければならない。この人に頼めば大丈夫だという最初のイメージづくりから、ちゃんとしていかなければならない。お客様からどう見られているのか、我々としてどう見せるべきなのかを考えています。
例えば、税理士のオフィスが掃除が行き届いていない、だらしない状態だとして、お客様にアドバイスをしたときに「なんで自分の事務所をきれいにできないような税理士の意見を聞かなきゃならないんだ」って思われてしまったら、話ひとつも聞いてもらえません。
決算書のファイル一つにしても、薄っぺらい紙の表紙で書類をただ綴じただけのようなものにはしていません。決算書は、経営者にとっては1年を通した評価、ある意味、成績表みたいなものです。ファイルにも紙にもこだわった決算書をお渡しし、大事に保管したくなるようなものをお渡ししたい。それこそ銀行に見せるときにも誇れるぐらい、「フォーエイトに頼んで良かった」と思っていただけるようなものにしたいと意識しています。
過去の経験から得た経営と財務の両面を見ることができる強み
ー 異色の経歴をお持ちの鎌倉先生ですが、もともと税理士を目指したきっかけはなんですか?
鎌倉 圭 税理士
親に勧められて税理士を目指しました。本当は建築家になりたかった(笑)。ただ、両親が不動産業を営んでおり節税対策に苦労していたようで、息子に税理士になってもらって経営について一緒に考えてもらいたいという気持ちがあったようです。
ー その後、ミュージシャン、広告代理店、芸能プロダクション経営と次々に成功されて、税理士法人を立ち上げたそうですね。
鎌倉 圭 税理士
広告代理店を経営し始めてから、税理士側ではなく、経営者、個人として顧問税理士やほかの税理士のサービスを受けてきました。また、税理士法人の立ち上げも目指していましたので、いろいろな方から税理士についての意見も伺いました。
そこでわかったことは、多くの経営者や個人が、税理士のサービスに大して満足していないということでした。にもかかわらず税理士を替えたり、変更を考えている方はほとんどいないということです。実際、「面倒臭い」「替えたら税務調査がくる」というのは勝手な思い込みにすぎません。
広告代理店にしても、芸能プロダクションにしても、お客様に満足していただけなければ、契約継続などありません。そういった危機感の中でサービスを提供し続けてきた僕らなら、税理士としてもより良いサービスを提供できると思いました。
ー 過去の経験が強みになっているということですね。
鎌倉 圭 税理士
「広告」という売上に直結する仕事をずっとやってきたので、経営と財務の両面を見ることができるのは強みだと思っています。税理士は「売り上げた後の話」をしがちなのですが、経営者が気になるのは「売り上がる前の話」なんですよね。
お客様と一緒に税金を安くすることばかり、経費を使うことばかり考えるだけでなく、どうやってこの会社の売上を上げていくかという話をしたほうが、本当の経営になりますよね。
節税よりも利益を上げることへのサポート、その付加価値が選ばれる理由
ー ほかの事務所との差別化について聞かせてください。
鎌倉 圭 税理士
ほかの格安をうたっているところと比べれば、当事務所の価格は高くみえるかもしれません。でも税理士でも経営者でもある自分に当てはめて考えたとき、税理士という会社にとって大事な立場にいる人間をお金だけで選ぶべきではないと思うんですよね。経営者が求めているものは、価格ではない。
そこを削るよりも、もっと付加価値をつけることができるだろうと考えています。たとえば広告代理店のクライアントの中に5年間で年商が数億円から数百億円になった会社があります。我々はその会社の広告・マーケティング全般を支援しており、「どうやって売上を拡大させるか」を常に考えていました。そういった経験はほかの税理士事務所と差別化できると思っています。
経営者の気持ちにとことんこだわって、節税や会計業務だけでなく、売上やマーケティング、財務など、うちの事務所だからできるアドバイスやサポートを提供させていただきます。
ー 経営者にとって、税理士とはどんな存在であると思いますか?
鎌倉 圭 税理士
経営者にとって、一番近くにいる相談相手。中小企業の社長さんからすれば、初めて外部から来たコンサルタントみたいなものじゃないかな。僕は「コンサルタント」っていう言葉は好きじゃないんですが(笑)。
特に話すことがなくて、「今日も雨ですね」から始まるよもやま話を税理士と延々するような時代はもう終わっているじゃないですか。
僕も経営者として、小さな会社を大きくしていった経歴があるので、社長さんがどこで悩んでいるとかがよくわかります。
税理士だったら、経営者がわくわくするような情報をもっていかなければならないし、それは税金の話だけではないと思うんですね。
広告代理店や芸能プロダクションでの経験、成功事例、失敗事例など、いくつもの事業を行ってきた経験があるので、税理士という考えに凝り固まらずに、一般社会の目線でお客様と話せると思っています。お客様からしてもてもいろいろな情報を提供してくれる人の方がうれしいと思うんですよね。
「売上を上げる前の話」と「売り上げた後の話」の両面からアドバイスができます。話のはばが広がって、1時間の月次報告で話のネタがなくなるということはないですね。
ー 事務所の今後の展開を教えてください
鎌倉 圭 税理士
法人や個人事業の方の支援にも力を入れていますが、相続税にももっと力を入れていきます。
2015年に相続税が改正されたことで、今まで相続税申告をしなくてもよかった人も申告が必要になってきています。とはいえ、相続税対策を考えている人は多くはありません。実際、ラジオCMも流していますが、反応はまだ薄いというのが現状です。相続は生前対策をすれば、できることはたくさんあります。そのあたりを啓蒙していきたいですね。
ー 最後に一言お願いします。
鎌倉 圭 税理士
税金はいくら頑張ってもゼロにしたら終わりです。君がいるおかげで会社の利益が上がったよと言ってもらえるように、売上と経費、この両方のことを相談してもらえるようになりたいと思っています。そうすれば、税務の枠を飛び越えたサービスを提供することができます。
新しい商品を作ったけれど、どうやって売ったらいいのかわからない、広告代理店を使っているけれど、いまいち成果が出ていないという方がいらっしゃったら、そこは僕達の専門分野。ぜひ一度、ご相談ください。