親子間の資金移動について
子供が小さい頃から祖父が、親が預かっている子供名義に毎年決まった金額を振り込んでくれていました。
贈与に関する証明書類も毎年とっております。
それで、その口座なのですが、子供が留学する為に親名義の残高証明が必要で、その資金を教育資金にしたい為、親の口座に移したいのですが、贈与税とかの関係で、それをするとまずいのでしょうか?移すのも、一気にはできないので、子供の預金を解約して、1回の限度額の50万程度を毎日親の口座へ入金しようと思っております。
子供が20歳になると、解約や引き出しはしにくくなるし、その前に対策もとりたいので。
どのような形をとるのが一番いいのでしょうか。教えてください。
追伸、祖父は健在で、子供はこの資金の事は一切知りません。
税理士の回答

大森順子
お子さんの口座から親御さんの口座に移動すると、お子様からの贈与ととられます。ですので、それはあまりよくないです。
更におじい様からお孫さんへ毎年決まったお金を振り込まれているとのことでしたが、お孫さんがこのことを知らないとまとまった金額に贈与税が課税される恐れもあります。
ですので、まず口座にお金があることを知らせておいてください。
このことからも、もし可能であれば、留学の手続きの際に、親の残高証明とお子さんの銀行残高を合算してもいいか問い合わせてみてください。
>子供が20歳になると、解約や引き出しはしにくくなるし、その前に対策もとりたいので。
どのような形をとるのが一番いいのでしょうか。教えてください。
お子様にそのままお渡しされるのが一番の策だと思います。
解約するのが本人であれば何も問題ありません。
勝手にお子様名義の預金から引き出して使用されるのであれば、おじい様があなたに贈与したと言われる可能性も出てきます。
おじい様の相続のことを考えると、ご健在のうちに早めにお孫さんに知らせて渡してあげてください。
本投稿は、2019年10月12日 08時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。